すごく必要なので自分で作った
EasyBath フードタオル
すごく必要なので自分で作った
EasyBath フードタオル
by Erin Lim2022.10.10
2人目が生まれて1歳になったころでした。 2人の子どものお風呂が終わってお浴槽から出てタオルで水気を拭いてあげようとした時、一瞬手を止めただけなのに2人とも我慢できず裸のまま飛び出していきました。 (男の子を2人育てています…) 1人はリビングに走っていきもう1人はベッドルームに突進 ちょうど冬で外は寒くお風呂の直後で気持ちが急ぎました。
無邪気な後姿…
ご存知でしょう、子ども2人のうちの1人でも風邪をひいてしまったら、次々に連鎖して風邪の看病をして1週間眠れずに免疫力が落ちたママかパパの1人にその風邪がうつってしまって終わるサッドエンディングです…。 とりあえずその辺のタオルでも拾って次男に駆けつけて水気を拭き、頭を拭いて、新しいタオルを探して長男をつかまえて水気を拭いてあげますが、いちかばちかの大騒ぎそのもの。 床は子どもたちから落ちた水気で濡れ、私の服は半分濡れていて頭はぐちゃぐちゃに、子どもの両方ともそれぞれおもちゃに夢中で裸でゴロゴロ。ああ、ここはどこ、私は誰、余裕など全くありませんでした。 そして気づきました。 「これが息子2人育てる私が今後毎日夕方見ることになる風景なのだろうか…」 '
余談ですが、子どもたち2人とも成長が早い方です。長男も9ヶ月から上手に歩いたのですが、同じように次男も似たような時期に歩き始め1歳頃にはトコトコよく歩く赤ちゃんになりました。 そして歩き始めると、お風呂が前になく大変になりました。 そう、子どもたちは突然逃げます… そしてママとパパが捕まえに来るのが新しい鬼ごっこ遊びだと思っています…
導く者、従う私
子どもたちが成長していくにつれて子育てが新しい段階に入ると、それに合った装備が必要です。私はネットでフードタオルの存在を知りました。 頭の上からかぶる形のタオルだと言います。インターネットで販売ランキングの高いフードタオルを買いました。ふわふわでマイクロファイバー生地の心地よさそうなタオルでした。 でもどうしてか、マイクロファイバー素材だからか、吸水がよくありませんでした。 きちんと丁寧にポンポン拭いてあげたのに股が濡れたままだったんです! (それに耐えられない息子のママ…)
ここであきらめる私ではありません。 私は気に入るものが見つかるまであきらめられない性格です。(生まれつき買い物で悩む体質)そのあとガーゼ生地で作られたフードタオルを購入します。新生児のよだれを拭くタオルの素材もガーゼですね?吸水力は本当に優れていました。でもガーゼの特性上薄すぎて伸縮性がなくぽっちゃり型の次男が着ると脱がせにくかったです。次に、綿100%テリー(Terry)素材のフードタオルを追加購入します。テリー生地はタオルのように片側をリング状に織った生地ですが、問題は私が購入したフードタオル生地はタオル用ではなく衣類用に作られた素材でタオル用に使うには薄すぎました。 びっしょり濡れた時には子どもが寒がりました。
ショッピングの終着点かと思った可愛いタオル
国内には気に入るものがなく、海外サイトに隈なく見てタオルを買います。フードタオルで有名なブランドでした。綿100%に実際のタオル用生地でデザインもとても私好み! 私はいよいよもう探さなくて良いと思い嬉しかったです。
しかしこの可愛いタオルにも致命的な短所が2つありました。
1) 脱ぐ度に頭が引っかかって喉が詰まる(ちなみに次男は頭のサイズが大きめです。)
2) コットン100%なので吸水性はいいが柔らかくない。(実家のタオルは乾燥機にかけないで日干ししたからか、なぜかちょっとゴワゴワしません? そんな感じ)
頭が大きいせいじゃない…
その時、私の頭をかすめた四字熟語がありました。渴而穿井。 のどが渇いた者が井戸を売る。 私は私の苦労を和らげる優れたフードタオルが切実に必要でした。毎日無邪気な子どもたちに叫ばなくていい、股が濡れたままだったり脱がす度に取っ組み合いになるフードタオルではないものを作らなければと決心します。地球上には私の気に入るフードタオルがなかったからです。
"結論から言うと、思い通りのフードタオルを披露するまでに1年という時間がかかりました。ご存知の方はご存知でしょうが、コニーが製品を作るプロセスはちょっと独特です。 マネキンの上に布でごちゃごちゃと服を作ってフィット感を見るサイズ合わせをスキップし、想像したそのままを本物の服にして実際の子どもたちに着せてみて作ります。子育ての現場で子どもたちと転がり合い、毎日のように着せて脱がして、洗濯して乾かしながら素材を分析してフィット感を修正します。そうすると時間がかなりかかります。それでもこの方法でアイテムを開発すると成功確率が高くなります。 お客様の立場で良い点と不便な点を体感することになるからです。惜しい点を発売前に前もって修正することができるので、お客様には良いものだけお届けできることになります。
" 世界で一番素敵なフードタオルを作るには、とびきりの素材から探さなくてはいけませんでした。フードタオルを買いあさった時代に数多くの失敗を経験しながら分かった貴重な学びがありました。
1) 毛足が長いマイクロファイバー生地のタオルは柔らかいだけで吸水力は落ちる
2) コットン100%のタオルは吸水力は良いが十分に柔らかくない
両素材の物足りなさを経験で知っていたので、マイクロファイバー生地とコットン100%は除いてリサーチを始めました。 素材面で絶対譲れない2つは「優れた吸水力」と「柔らかさ」でした。暖かい水でお風呂に入ってくるとかなり柔らかい赤ちゃんの肌がよりデリケートになります。だから初めて肌に触れるタオルは絶対にきめが細かく柔らかくなければなりません。素材チームとの会議を経て最終的にバンブー素材に的を絞りました。竹で作ったバンブー素材が綿より高価であっても吸水力が良く柔らかかったです。
最高級のバンブーコットンタオル素材を選んで形とフィットを修正するのに長々と4カ月テストしました。でも最終的にその素材は落選しました。望む厚みで重くするとタオルが重くなるうえに価格が高すぎました。いくら流通コストがかからないコニーでも、赤ちゃん1人育てるのにフードタオルが少なくとも2枚は必要なのにフードタオル1枚に7万ウォンも出せないですよね。ママとパパの気持ちを分かっているので、2枚買いたくても価格のせいで1枚しか買えないような製品は作りたくありませんでした。
優れた吸水力にほのかに光沢までかかった初サンプル
どんなに良いとしても1枚7千円出して買うことはないのでは
素材チームと二日くらい頭を突き合わせて良いアイディアが浮かびました。生地を織るときに裏面と表面素材を別々にして二重に織ればいいのです! 肌に触れる裏面はそのままバンブーコットン混紡素材を使用し、表側は軽くてサラサラとしたマイクロファイバーを活用することにしました。吸水力と柔らかさは抜群でしかも厚めで軽いタオル素材に仕上がりました。 表面を細かく覆っているマイクロファイバーのおかげで、裏面が水気に濡れても体温が暖かく保たれました。生地生産先を海外に移し、様々なスペックで織り方のテストをしながら単価も合わせることができました。
フードタオルをデザインする際に最も重点を置いた部分は脱ぎ着しやすいという点でした。下の息子は頭のサイズが少し大きい方で、首周りが固定されているフードタオルを毎回上に脱がそうとすると子どもが一度は必ずむせてしまいます。(ブロック遊びをしているのにフードタオル脱いでいるところブロックが倒れたりしたものなら……その日の夜はサッドエンディングになることでしょう…)だから子どもがおもちゃに夢中なときに「抜け殻を脱ぐように」脱がせられる形を研究しました。 フードタオルの肩に3つ、脇の下に1つずつ、スナップボタンを合計5つを取り付けることにしました。スナップを全開すると、ただ服が横にバサッと落ちるようにです。
脱がせても脱がせたことが分からない新しいコンセプトのフードタオルデザイン
流れるように脱がせる試行中
もともと次男のお風呂がとても大変で作ったフードタオルでしたが、長男が自分のものはないのかとママは自分より弟がもっと好きなのかと聞いてきました。当時長男が5歳でしたが、身長が結構大きくてフードタオルはダメだと思い、どういう訳か私はキッズバスローブまで作ることになります…。キッズバスローブは、先端を二重に巻いて縫うダブルヘム加工など、5つ星ホテルのバスローブデザインをたくさん参考にして作りました。
ただキッズ用として違う点があるとしたら、分離したウエストストラップをはじめから取り付けてしまったことです。 最初のサンプルでは、ウエストストラップを大人のバスローブのように分離するようにしてみましたが、 洗濯の度に探してつけるのが面倒でした。真ん中をきちんと合わせないと、片側にストラップが長く下がり、びしょびしょのお風呂場の床についてウエストストラップだけが濡れてしまうこともありました。毎回苦労していたウエストストラップを取り付けてしまうと、すべての不快感が消えました。
フードタオルとキッズバスローブ2つのアイテムを完成させて私の生活がどう変わったでしょう?もう後戻りはできません!フードタオルが無かった時は子どもたちと気を楽にしてお風呂に入ることができませんした。外に出ていくいたずら息子たちを追いかけるのに大変だったからです。お風呂の後片付けと自分のシャワーは子どもたちを寝かせてからすることが多かったです。
でも今は子どもたちと一緒にお風呂に入ります。フードタオルをさっと着せてお風呂から上げて、私はお風呂場の後片付けまでパッと済ませて出られます。ゆっくりと髪を拭きながらお風呂から上がると、子どもたちはお風呂上りのまま5分でも10分でも遊んでいます。夏のエアコンの風にも、真冬の冷たい外気も平気でジュースを飲んで遊んでいます。風邪をひく心配がないので、準備ができたときにゆっくりと服を着せることができます。時間の主導権が完全に私に渡ってきた気分です。だから1泊2日の短い旅行に行ってもフードタオルとキッズバスローブは必ず持っていきます。どこでもお風呂上りに余裕ができます。
子どもたちがより可愛く見えるのは
フードタオルのおかげか、子どもたちだけで遊んでくれているからか
コニーは「ママとパパとしての暮らしをより楽で心地よく」というミッションを持つブランドです。そして、このフードタオルとキッズバスローブは子育てをより楽にしてくれるアイテムです。値段も何枚か買いたいママとパパのの気持ちで自分が買いたいリーズナブルな価格にしました。5つ星ホテルのギフトショップで見た1万円のバスローブより、コニーの方が良い素材です。 私はこのようなアイテムをたくさん販売することが世界に貢献する道だと信じています。なぜなら、ママとパパの心配と苦労を和らげるアイテムだからです。 作ったこの本人が自信を持ってお勧めします。 後戻りのできない道を歩みだしましょう、子育ての質が変わります。 :)
こちらで紹介された
EasyBath フードタオルEasyBath キッズバスローブが気になるなら?
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